競馬場の高い席にいる人達は、指定席の人達です。
指定席は、座席数が限られている為に、
馬券を購入するのが、非常にスムーズです。
また、高い所から競馬観戦出来るので、非常に見応えがあります。
1階では見えない死角も、上の階なら、全て見渡す事が出来ます。
特に、東京競馬場では、天気の良い日は、富士山が綺麗に見えます。
また、高い階にいる人は、馬主さんや来賓の方なども多くいます。
馬主さんが入るエリアは、馬主証があれば、ただで入る事が出来ます。
馬主の特権ですね。
来賓は、主に、政治家や大手の会社の社長さんや、
会長さんが招待されて来場する事が、最も多いです。
そして、時には、内閣総理大臣も、【日本ダービー】に駆けつけたり、
【天皇賞】では、天皇陛下と皇后様が来る、
「天覧競馬」になる事もあります。
この場合は、非常にセキュリティがキツく、
虫一つ入れないほどの、鉄壁のガードが敷かれます。
来賓も、皇族の方のみだけと、この日ばかりはなります。
あと、高い階に居る人は、実況のアナウンサー等、競馬従事者です。
JRAの採決委員も、上の階から見ており、
斜行等がないかを、チェックしています。
審議対象になった場合は、採決委員は、
急いで1階の、検量室に向います。
そこで、被害馬の騎手の話と、加害馬の騎手の話を聞き、
パトロールビデオで確認します。
審議が長く成る程、降着の可能性が高くなります。
なかには、失格になる馬もいます。
降着になった騎手は、翌週から騎乗停止です。
大体2週間が多いです。
このように、競馬場の高い階に居る人は、
一般人だったり、競馬従事者であったりします。
また馬主さんもそうですね。
指定席は、JRAカードで取るのが一番早いですが、
朝早く行って並んで、指定席を取る人も、なかにはいます。