競馬の騎手は誰が決めているのか?







「競馬の騎手は誰が決めているのか?」についてですが、
基本的には、調教師が最終的に騎乗依頼を出します。


しかし、近年は事情が少し違います。


調教師は、あくまで最終決定権を持っていますが、
騎手に売り込みをかける人物が多数存在します。


正体はエージェントです。


エージェントの力が強ければ強い程、
良い馬の騎乗依頼が、回ってきます。


また、エージェントの殆どの職業は、トラックマンです。


その為、調教師とも当然面識がある為、
騎乗交渉がスムーズに捗ります。


調教師とトラックマンの間は、担当厩舎を、
多く持っている程有利で、調教師から、能力が足りない馬でも、
交換条件に印、『△』で良いから、付けて欲しいと言われます。


現在最も勢いのあるエージェントは、『競馬ブック』、の小原氏で、
岩田騎手や川田騎手と言った、有力騎手を抱えています。


本業よりエージェント業の方が忙しいようです。


別に、エージェントの仕事をしたからと言って、
お金が舞い込んでくる事はあります。


言い方は違うかもしれませんが、
一種の慈善事業のような仕事です。


武豊騎手のエージェントは平林氏です。


小原氏に比べると、エージェントしての近が劣るのは否めません。
しかし、それでも、平林氏もエージェントとしての力はある方です。


小原氏が派手な活躍をしている為か、目立ちませんが、
今年の武豊騎手の成績は、近年の不振から完全に脱出しています。


これも平林氏の力と、武豊騎手の騎乗技術の高さが、
上手くかみ合っている証拠です。


エージェントは、特に資格等は必要ありません。


トレーニングセンターに入れる人なら、
誰でもなろうとすればなれます。


エージェントを失い、1番打撃を受けたのは藤田騎手です。


担当の植木氏が癌の為逝去した後は、
成績が一気に下がりました。


また騎乗馬の数も減っています。





コメントを残す